「おはよう!」と
送迎車から下りてきた
おばあちゃん
いつもの様に
荷物を預かります。
「今日もよろしくね!」と
笑顔のはずなのに・・・。
険しい表情で
「家に泥棒に入られたのよ」
そして、
被害の内容の詳細に
話始めました。
そのおばあちゃんは、
認知症なの?と思わせるくらいの
初期段階です。
まさか、事実なのか?!
長男を呼んで、
警察に被害届を出たという。
でも・・・
事実は
物盗られ妄想・・・
警察署で
説明する度に内容にずれがあった。
おばあちゃんの家にも
泥棒が入ったという
痕跡も全くなかったという。
おばあちゃんの
長男からの連絡で事実を
知る事が出来ました。
おばあちゃんに
「泥棒の件、長男さんからも
話が聞けましたよ」と
声をかけたました。
おばあちゃんは、
「何のこと??そんな事より、
折り紙教えてほしいのよ!!」と言って
かばんから
折り紙を取り出した。
3日前に会った時より
明らかに認知症状が進んでいる。
トイレの場所を聞いたり
昼食を「朝ごはんが出るの?」と
いってみたり・・・。
私は、おばあちゃんの
様子を見ながら
折り紙をする事にしました。
折り紙を折っている最中は
今までと変わりない。
「覚えたから、
お友達に折ってあげるわ!」と
とても楽しそうな表情です。
認知症が進んでも
折り紙を楽しむ事は忘れない・・・。
おばあちゃんにとって
折り紙は、心の支えであり
生きがいでもあるのですね。
そこに私が関わる事の
重要性を重く感じます。
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